イクシルのブログ

都内を中心にITアーキテクトをやっているイクシルのブログ

イクシルのこれまでの軌跡(エンジニア視点)

こんにちわイクシルです。

 

できたばかりのイクシルブログについて

書いてほしいことのアンケートの中でこんなリプライを頂きました。

 

 

 私のよーなしくじり先生みたいなキャリアロードが参考になるかはわかりませんが、

概略するとこんな感じです

 

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※会社名は伏せています

もうちょっと詳しく書くと

 

2007年以前(大学時代) 

都内私立大学の経済学部系だったためいわゆる文系。はじめは税理士コースに進んでいたものの、これかららIT系が世の中の中心になっていくと感じ、独学で勉強。

初級アドミニストレータ(現在のITパスポート)、基本情報処理CCNAを合格

IT系の最先端を仕事にするための就活を始める。

 

1社目:2007年:新卒 ~ 某商社系配下のベンダーに就職

シスコ社のIP電話の保守業務に参画する。

⇒しかし2年前にして会社が解散してしまうという憂き目に。

 

2社目 2008年:大手通信事業者。閉域網の保守運用統括部門に配属。

総務省対応(大規模故障時のとりまとめ報告業務)などを主に対応。

このころから日本企業はインターネット網よりも閉域網を選択したがる傾向を感じ、対法人のサービスは閉域網接続がキーだと認識し始める

リーマンショックが発生。ショック後の人件費引き締めによる

人員整理がはじまり、常駐先変更。

 

3社目:2010年:大手通信事業者。閉域網の保守運用窓口として24時間365時間の監視・問い合わせ窓口業務。

夜勤は17:00開始→翌日14:00に帰宅とか過労死直前の稼働を経験する。

特に震災時2011.3.11直後は1万以上の監視センサーアラームと未曽有の状況に

統制側パニックになり、シフト無視で体力がもつ限り監視センターを守るという状況を経験する。

⇒2012年、元会社ごと退職。理由は自社側給料計算ミスの対応が悪すぎたため。

 

4社目:2012年 通信事業者 クラウド沼へ

入社するときの業務は「IP-PBX系の保守監視業務。24時間365時間の監視・問い合わせ窓口業務。。。。」だったのだが、

入ってすぐいわれたのは「AWSに対抗できるようなクラウドのサービスの立ち上げやってくれ」だった。(ちなみに同時に受けていたAWSの入社試験は落ちていた。)

”夜勤勤務ありのシフト業務をしながら”クラウドサービスの保守運用体制の立ち上げに参画。IaaS・PaaS・SaaSの各サービスをzabbixにて監視システムを組み連絡体制を敷いた。

のち、電話アプリ・MVMO系サービスの立ち上げに関わり、既存監視システムに重曹する形で保守運用側として参画

⇒最終的に稼働数が爆発し(会社側の計算理論だと4.2人月を一人でやっていた)睡眠時間すら確保できなくなったため退職。

 

5社目 2015年 大手通信事業者

国内系クラウドサービスのプリセールス。

既にAWS・Azureが席巻している中、国内系クラウドサービスは厳しい状況ではあったが、

地方向けのプライベートセミナー・担当者レベルでの構築ハンズオンでエンゲージメントを獲得し協業モデルを中心に展開。

ーーーーーこっから先は直近すぎるので割愛掲載ーーーーーー

6社目 2017年 大手通信事業者

IoT事業の立ち上げ。

7年目 2018年  大手通信事業者

WANサービス・IoT系サービスの技術支援。

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という感じです。

自分からキャリアを積むために転職を繰り返したというよりかは、

会社側の要因であるとか、体がもたなくて、というネガティブ転職もあったりします。

しかし、その中で転職をする際には「いままでこういったことをやってきました」ということをアピールしてきたことが、複数の通信事業者経験というレアなキャリアを持つにいたっています。

 

 

みなさまへのアドバイス

転職したいと思っている方も多いと思います。

今は特に景気よく、人不足と叫ばれています。

そういうときは、転職する先の選択肢が増えているのです。

自分がやりたいことに飛び込んでいけるチャンスでもあるかもしれないです。

まずは情報を収集し、動いてみてください

自分の行きたい会社があれば、エージェントを通さず直接アタックしてみてください。

エージェントに案件進められたらそれが自分の納得できるものか吟味し

なんか気持ち悪かったら辞退して次を検討してください。いまはそんな贅沢ができる時代です。

そして自分の納得する転職、キャリア形成を進めてください。

 

ではでは