イクシルのブログ

都内を中心にITアーキテクトをやっているイクシルのブログ

キャバ嬢に大人のオモチャをあげた話

※この話はフィクションです。フィクションってことにしてくださいw※

 

f:id:ikusiru:20181211222707j:plain

 

 

#あのボタン(SORACOM LTE-M Button powered by AWS)ですが、
先日、特別価格の終了が公式サイトから告知されました。

f:id:ikusiru:20181211221653j:plain



特別価格終了の経緯は聞いていませんが、

自分の中での#あのボタンへの"総括"としてブログ記事を書くことにしました。
なお、タイトルは先日ツイッターにてタイトルを公募結果に基づくものです!

 

 

(あとでタイトル回収はします!)

LTE-Mの認知からあのボタン購入まで

私がボタンが発売されることを知ったのは
ソラコムのカンファレンスイベント Discovery 2018に合わせた発表があったときのことです。

japan.cnet.com




ただし、私には当初ネガティブな印象しかありませんでした。(あくまで個人の感想)

初めの印象
AWS IoT使うためAWSアカウントも要るって。。。ソラコム内で完結しないんかいっ!
・乾電池式?USBチャージもできない?
Wifiが使えない。モバイル通信=課金対象通信しかない
・「一体何に使うの??」(当時はアイデアも表になかった。)

こんなモンに税込+送料合わせて5000円も払えるかーい!!と思い、

事前登録もしませんでした。
しかしながら、本業(某通信キャリア)での情報インプットの兼ね合いもあり、発売の直前になって1台、私費で買いました。
(結局買ったwしかも早々に届いたw)

11/1? ソラコムコンソールから注文
11/3 届く。
午後届いたのですがすぐに出かけなければならず、
幸い、AWS IoT 1-Clickのアプリでも設定できることは知ってたので
電車の中でスマホを使って設定をしました。

■都内のキャバクラ(嬢)に語ったIoTの話

f:id:ikusiru:20181211222704j:plain




で、事前に約束していた池袋のギャル(キャバクラにお勤め前からの友達)とスパゲティを食べる前に
こんな話をしました。(会話なので実際はもうちょっと砕けた話し方です)
「今日最新のIoTのデバイスが届いた。乾電池で動くボタンだ。
機能はこのボタンを1回押す、2回押す、長押しする。そうするとそれが私のスマホに通知がくる。
例えば、スマホなくしたり、壊れてLINEも電話も使えなくなったときにこれを押してくれればいい。
LINEが未読スルーでも、別手段で『スマホがなくて連絡できない』ということが分かれば私は安心できる」

f:id:ikusiru:20181211223632j:plain

(↑以前iPhoneを壊してしまった際、

予備スマホも家電話もないため連絡手段がないという状況。)


またIoTについてはこんな話をしました。
「いまこういうボタンを使ったビジネスが流行している
毎日使うミネラルウォーター。
スーパーとかで買うとマンションまで運ぶのがつらい。1箱(2L×6本=12kg)はお得だが車でもない限りお得でも買えない。
それがAmazonで注文すると、翌日に家の前まで届けてくれる。それはパソコンやスマホから注文するのだが、
毎週、同じものを買うためにわざわざ、PC立ち上げたり、スマホアプリから
「購入履歴ー該当商品ー購入ボタン」をタップしていくのも面倒だし、パソコンもってない人だっている。
だったら、あらかじめ商品と数量とお届先をセットしておいて、ボタンを押すだけで次の日には商品が届いたらこんな楽なことはない。
ということで生まれたのが、「Amazon Dash button
で、日常生活の中で「ポチっとやれたらいいのに」というのは「Amazonの商品を買う」ということだけではないはず、
また家の中だけでなくて外から「ポチっとな」ができればいいなというので、試験的に作られたのがこのLTE-Mボタン。
エアコンのスイッチいれとくとか、風呂沸かすとか、ルンパに掃除してもらうとか、ペットに餌やるとか
そういうのは家電製品も通信できる対象商品にする必要があるが、
ボタン自体に事前に設定すれば、外から遠隔操作することができるようになるだろう。。、
私とかはそんなボタンなくても、スマホでも操作すればいいというのもあるが、スマホとは別に欲しいという人も多いだろう。」

f:id:ikusiru:20181211222658j:plain




そのときできることといったら、即興で設定をしたものだったため、
SMSで通知がくるだけでしたが、「SINGLE」「DOUBLE」「LONG」の意味をその場で取り交わして置き、
自分がその意味を置き換えればいいやということで、その場でプレゼントしました。

「通信デバイス」という意味では、通話もメールもできない、でも通信自体は商用の携帯網を使っている、
という意味では「大人のおもちゃ」ですが、


おそらく「#あのボタンを大人のおもちゃとしてキャバ嬢にプレゼントした最初の男」ではないでしょうか!!→タイトル回収

その後、家に帰ってからボタンの設定をSNS→LINE宛に変更をしましたが、ボタンを一旦返却してもらうことなく、
クラウド側で設定変更が完了したというのも、利用者側としてはメリットかと思います。

ちなみにこの話を某エヴァンジェリスト様にはリアルタイムで報告はしておりました。

 




■総括:
自分以外の感性、環境にある人を想定(ペルソナ)してニーズを考える必要あり
→今回の場合、自宅にWifiがない人もいる。スマホ2台持ちしていない人もいる。そういう人にLTE-Mボタンのニーズはある。
IoTはデバイス費用な月額費用が懸念されるが、お金をだせる業界にいる人にリーチすべき。


おしまい