こんにちわイクシルです。
私がなぜ営業職にならなかったのか?という話です。
というのは、私文系の学部を卒業してて、計算も強くて
学生時代に接客業のアルバイトもそこそこいい成績(一日最高売上280万)とってたので、みんなから社会人なったらイクシルは営業やるもんだと思われていたのですが、
結局新卒からこの年になるまで営業になろうとはしなかったので、その理由をここに書きたいと思います(お酒の席でさんざんしたネタなので実際会った人には既読ですすみません)
大学2年だったか、大学の就職準備イベントみたいなのに参加した際に
某渋谷のトップセールスマンがこんな講演をしてきました。
「みなさん。いまテープルの上に置いてあるペットボトルお茶、
1本千円で売ってきてください、って言ったらどうやって売りますか?その辺の自販機で150円で売ってますけど、それを千円で売らないといけないってどうやりますか?」
って言われてみんな学生なんできょとんとした空気になった時に
「私だったら、荷物重そうにしているおばあさんとかに荷物運んであげるよーとか
あとマンションとかあったら片っ端からドアノックしてなんか困ってることないですか便所掃除でも雑巾がけでもしますよーっていって、その代わり1時間お手伝いしたらこれ1000円で買ってくださいってやりますね!
もうこうなってくるとお茶じゃなくてもそのへんの石でもいいですけど
価値を作って売り込んでいく、これが営業なんです」って言われたときに
他の人は「へぇぇぇ~~」みたいな顔してたんですけど
私は「え?それが営業?それだったら私は営業なんてやりたくないね」と思ってしまったんですよ。
だって、その人が雑用した労力に対して1000円であって、お茶の価値として売ってるわけじゃない。モノを運んであげた、便所掃除してあげたチップ。の代わりに買ってくれているだけなんですよ
しかも1000円って安いわけですよ。彼のものの例えでいってるのかもしれないけど。
そんなの営業じゃない。というかそれを将来の目標としする仕事にはできない
そう思って、接客・営業系の仕事は学生までで辞めて、大学生のうちからIPA(初級アドミン・基本情報・応用情報)などをとり、
営業さんの傍ら、技術的なことを専門とするプリセールス、もしくはフロントSEという
技術職として残りの人生を歩んでいくことにしたわけです。
もっとも上記のような考え方をする営業っていうのはごくごく一部?だとは思いますが
でも逆に「これが営業なんだ!やってみたい」っていうスバラシイ話を学生時代に聞けなかったので、これでよかったのかなーとは思ってます。